食わず嫌いー辻仁成

家時間

シリーズ20作を超える長寿番組『相棒』をこの夏見て予想外に面白く食わず嫌いだったと先日書いたが、今回新たに食わず嫌いを試したもの、正確には人がいる、それは辻仁成。

辻仁成ってきざでナルシストな雰囲気がするのは私だけ?かもしれないが、そんな印象があってずっと彼の本を読んだことが無かった。
しかし最近出版された「犬と生きる」という本は犬好きとして気になっていた。
レビューを見ると評価も高く犬好きからは共感するコメントも多かったし。なので1980円は高いなと思ったけれど購入、辻仁成でびゅー。

デビュー作をまだ読み始めたばかりだけれど親しみやすく読みやすい文体だし、内容も面白い。
犬との出会いから始まり、犬を飼っている人間なら共感できるエピソードが満載。
それに日々の犬との生活記録ではなく息子さんとの関係や辻さん自身の考え方、人生観もうかがえる。

普段自分が感じている犬が与えてくれる幸せを再認識できる、犬飼いにはお勧めの本。

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