私の健康的な食事の秘訣

健康

人の身体は、食べたものでできている
そんなことは、ずっと前から知っていた。
でも、知っているだけで、あまり気にしてこなかった。
忙しかったし、疲れていたし、コンビニの棚に並ぶものは、どれも手軽でおいしかった。

それが今では、食べる前にひとつ、考えるようになった。
**「犬も食べられるかどうか」**ということを。

朝ごはんは、だいたい決まっている。
フルーツラッシーにトーストと2枚。1枚はゆで卵を挟んだトーストで、
もう一枚は、バターとはちみつにシナモンをふったもの。
犬はドッグフードを食べているけれど、ラッシーを少しだけおすそ分けする。
キウイやバナナ、水、無脂肪・無糖のヨーグルトだけで作るから、犬にも安心。

以前はラッシーには牛乳やはちみつを入れていた。
そのほうが、断然おいしい。
でも、犬がじっとこちらを見ていると、つい我慢してしまう。
「今日は犬に分けたいから、牛乳とはちみつはなしね」と、自分に言い聞かせる。
犬のためというより、犬を見ている自分のためかもしれない。

晩ごはんは、鍋が多い。
昆布と手羽元で出汁をとって、キャベツ、にんじん、大根、豆腐、春雨を入れる。
味付けはしない。器にとってから、昆布だしつゆやポン酢をかけていただく。
味付けしないのは犬も食べられるように、という理由だけれど、味付け前の鍋は、素材の味がよくわかる。

焼き芋もよく登場する。
おやつというより、気持ちのごほうび。
犬も食べられるし、わたしも安心して食べられる。

「犬も食べられるかどうか」で考えると、自然と油は使わなくなるし、味付けも薄くなる。
素材だけで作るごはんは、身体にやさしい
もちろん、犬にはあげられない「人間だけのたべもの」ものも食べる。
でもだいたいそんな食べ物は身体に良くない。

犬もおすそ分けがもらえてハッピー。
わたしも健康的な食事ができてハッピー。
まさにWin-Winの関係だ。

この基準、国の食育方針にしてもいいんじゃないかしら。
誰が総理になるかはさておき、
「犬も食べられるかどうか」で考える食生活は、案外、正しいと思うのです。

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