私の料理の優先順位は、壊れた冷凍庫を買い替えるために冷凍庫を空っぽにすること。
先日色々な食材が眠っていると列挙したが、実は冷凍の剥きアサリも眠っていた。
剥きアサリはスンドゥブチゲを作ろうと以前に買ったもの。私の料理テクではスンドゥブチゲとボンゴレパスタ以外に剥きアサリを使う料理なんて思い当たらない。
そこでスンドゥブチゲを作ろうとネットでレシピを調べてみた。上位に表示されたレシピをいくつかチェックしたのだけれど、ねぎ、韓国産粉唐辛子だ、アミの塩辛だと家には無いものがたくさん書かれているし、私の灰色の脳細胞は材料が10個以上あるレシピは作る気が失せるようだ。
確かアマゾンあたりでは数を数える文化がないところもあって、文化の発達度合いはいくつまで数えられるかによると以前読んだことがある。例えば、子供があめ玉を数えるのに両手の指を使って、10個までは3個とか5個とか具体的に数えられるけれど、10個を超えると数えられないから11個でも16個でも「いっぱい~♪」となってしまうということだ。私の料理も材料が10個を超えると「いっぱい~。」になってしまうらしい(笑)。
そこでスンドゥブチゲ風の鍋を作ることにした。
途中まで読んだいくつかのスンドゥブチゲレシピでは、豚バラ肉を5~6種類位の調味料(すりおろしにんにく、すりおろしショウガ、砂糖、すりごま、お酒等、、、)を混ぜたものにつけて味を染みこませた後でごま油で炒め、それからスープに仕上げていく。
面倒臭がり屋の私は上記のレシピを参考にしつつ、あちこち端折った。
鍋にごま油をいれて熱し、豚のこま切れを料理ばさみでチョキチョキカットしながら鍋に投入、その上からチューブのコチジャンを適当に投入。
豚に火が通ったら水と無添加鶏がらスープの素を入れ、いちょう切りにした大根を投入。
時差でえのきとしめじも投入。
そうそう、剥きアサリを消費するための料理なのに剥きアサリを入れ忘れたので途中で投入~。
沸騰したら春雨も投入。本当は豆腐を入れようかと思ったのだけれど、というかそれがスンドゥブチゲでは必須のはず!?だけれど麺好きの私が春雨を投入したら汁を吸って鍋にするようなスープな残っていなかったので豆腐は無し。
完成~。
材料は9個!(豚のこま切れ、ごま油、コチジャン、無添加鶏ガラだし、大根、えのき、しめじ、剝きアサリ、春雨)。
お味はというと、さすが鍋。適当に放り込んだのにとても美味しゅうございました。
剝きアサリを使い切るべく明日以降もアサリ料理は続く、、、。